
About
日常に、小さなやさしさと元気を。
心がふっと軽くなるような絵を、
日々描いています。

ハナムラ・ヒロユキ
Hiroyuki Hanamura
〜 作者について 〜
岐阜県ののんびりとした町で育ち、海外で生活した後、現在も緑豊かな岐阜県で暮らしています。
長年、海外での空手道の指導を通じて世界の人々と向き合ってきました。
そんな日々の中で感じた “人々の温かさ“ や “命の輝き“ を、色や形で表現したいと思うようになり、海外で絵を描き始めました。
「なんだか元気が出た」「癒された」
そんな風に感じてもらえるような、優しい絵を描いています。
〜 絵を描くようになった きっかけ 〜
海外で生活し空手を教える中で出会った子どもたち、自然の中でふと見上げた空、日々の暮らしの中にある「小さな感動」が、絵を描く原動力になっています。
始まりは、海外で描いた気球に乗ったピエロたちが、男の子に手を振っている一枚の風景でした。
それを見た仲間や現地の人々が「心が和んだ」と笑顔になってくれたことが、とても嬉しかったんです。
絵を通して、言葉を超えて伝わるものがあるーー
そう信じて、今日もまた筆をとります。
〜 どんな絵を描いているか 〜
その絵には、空・森・海・動物・子どもたちといった、懐かしく温かな風景がよく登場します。
それはきっと、幼い頃に感じた「世界ってこんなに美しいんだ」という気持ちの断片なのだと思います。
色使いは明るく、柔らかく。
見てくれた人の心に、やさしい光が灯るようにーー
そんな想いを込めています。
〜 作品ギャラリー 〜

ハッピー・キング
幻想的な湖に浮かぶレストラン、ハッピー・キング。昔、幸せでグルメな王様が住んでいたお城が、生前の王様の希望で、今では賑わう人気レストランになりました。
これから楽しい食事会が始まるという雰囲気、厨房から漂ってくる料理の美味しそうな匂い、忙しいながらもワクワクする風景を描きました。

カフェ・レオポルド
遠い国に出掛けていたお父さんが、待ち合わせ場所にしていたカフェ・レオポルドの前で、大好きな家族と再会した風景を描きました。
海外から帰国した時の地元の懐かしさ、自分がいない間に時間が経っていつもの雰囲気が少し違って見えるちょっとした寂しさ、でもやっぱり自分のルーツはここなんだという感じを表現しました。

マグダック・ロード
背中にマグカップに入ったあたたかいコーヒーや紅茶をのせたアヒルさんたち(マグ・ダック)。彼らは、疲れた人、悲しみに暮れている人、病気の人たちのもとに温かい心からの飲み物を運んでいきます。
創作活動の休憩時間にコーヒーを飲みながら、こんな動物がいたら面白い!と思いつきました。休憩時間のあたたかい飲み物は、心をホッとさせます。

ハート・ブロッサム
孤児の坊やは、ぬいぐるみのクマと一緒にお母さんをずっと待っています。
開発途上国の孤児院に行ったとき、大きな部屋にずらりと並んだ孤児たちの小さなベッドの上には、それぞれ小さなぬいぐるみが一つずつ置かれていました。夜、孤児たちはお母さんが恋しくなるとそのぬいぐるみを抱いて眠るのだそうです。
そんな孤児たちの心の中を、桜をモチーフにしたハートの木と一緒に描きました。

カフェ・ローズ
心が疲れたとき、失恋して悲しみに暮れたとき、もうダメだと諦めそうになったときに是非訪れてほしい場所。カフェ・ローズ。
あなたの心をたくさんのハートで満たしてくれます。
愛とハートが溢れる穏やかな風景を、原色のピンクを取り入れて描きました。
〜 日々の暮らしと好きなもの 〜
絵を描く以外では、自然の中を歩くのが好きです。
雲のかたち、木のざわめき、野鳥の声… そうしたものが、心の栄養になっています。
実はジブリ映画も大好きで、「天空の城ラピュタ」や「千と千尋の神隠し」などの世界観や、幼い頃に見ていたアニメなどから強く影響を受けています。
〜 ご意見・ご感想をお待ちしています 〜
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
もし作品についてのご感想、ご質問がありましたら、どうぞお気軽にご連絡ください。